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ユーミンの曲は
気持ちと歌詞は重ならないけれど
場所が歌詞を手繰り寄せてきます。
お気に入りの場所
それが日常であっても旅行のような非日常で
一生のうちにもしかして一度しか行かないようなところでも
曲を聴くと思い出す場所がいくつもあるのです。
行ったことがない場所を
体験したコトがない事を
想像したり。
ユーミンが紡ぎ出すワードは
歌詞そのものに共感より
そこから想像する事に心惹かれるのが面白いなあと思います。
ちなみに
荒井由美時代からパールピアスの頃までのアルバムに
好きな曲が多いです。
お気に入りのcafeに行くと
頭の中で流れるのはいつも同じ曲。
ユーミンの海を見ていた午後。
窓から見える景色に何故か
懐かしい気持ちになり癒されるのだけど
この曲はその時の自分の気持ちと
とてもフィットしているんだと思います。
歌詞の内容とその時の心情は
全く重ならないのに。
歌詞に重きを置かない私が
例外的に大事に思うアーティストがユーミンです。
でも気持ちが重ならないって自分でも不思議なのですが。
たまにだけど1人でドライブに出掛けます。
運転が好きではないので
1時間程度で行けるところ限定だけど。
自分の家はいつも居心地良く感じているのに
家の中で1人でいるコトがしっくりこない時
行動に出てる気がします。
自宅から車で40分くらいのところにある
お気に入りのcafeはとてもロケーションが良く
対岸ある工場群がとてもスタイリッシュにカッコよく見えるのです。
晴れていると水面がキラキラして
小さな船が行き来しているのを見ていると
とても穏やかな気持ちになるんです。
ここに行く時は絶対に1人。
のんびり雑誌を読んだり考え事をしたり。
とても大切な時間なのでやっぱり運転はやめられません。